第33話_手作り仮縁の補足のハナシ

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手作り仮縁を運んで思い出した事

本文中に『布ガムテープ』と書きました。
でも、実際にはそのようなモノはありません 

 

3ダース
そもそもガムテープってコトバ、本当は何を表してるかご存知ですか?

美術の先生なら知っておいて欲しい“豆知識”です。

『ガムテープ』とは、みなさんよくご存知の…『水張りテープ』のことです。
あれが、本当のガムテープなのです。

Wikipediaにもそう書いてありますよ。

 

もちろん、一般的には『ガムテープ』と言えば、表面がツルツルでマジックで字も書けない『クラフト粘着テープ』のことでしょう。

3ダース
でも…厳密に言うと、『ガムテープ』は『水張りテープ』を指すんです。
だから『布ガムテープ』なんて存在しません。

マジックで表面に字が書けて、手でまっすぐ切れる“通称・布ガムテープ”は、
正式には『布粘着テープ』と言います。

3ダースの学生時代_アルバイト

3ダースは学生時代、紙コップを作る工場でアルバイトしていた経験があります。

その工場は、普通の紙コップだけではなく…カップ麺の『サッポロ一番カップスター』や、アイスの『森永ザ・クレープ』の容器も作っていました。
あと…検尿カップ(正式名はハルンカップ)も作ってました 

カップスターは、現在と違って昔は…カップの周りに波板(段ボールの芯)状の紙が糊付けされた容器だったんですよ。
『カップスターギザギザ』で画像検索していただくと、昔の容器のカタチがわかるかと思います。
もちろん、紙コップやカップスターの容器などを作るのは…すべて機械での作業ですけどね。

で、出来上がって規定の数量が重なって転がってきた紙コップを、我々バイトが段ボールに入れて梱包するんですが、その箱を閉じる(封緘=ふうかん)作業に水張りテープが使われていました。

みなさんがご存知の直径が小さくて25㎜とかの幅のテープではなく、たしか幅50㎜(ひょっとしたら記憶違いで38㎜だったのかも)で直径もけっこうでかかった…。
それがディスペンサーに装着されていて、レバーを動かすと一定の長さのテープが水に濡らされて排出されるんです。
『手動ガムテープディスペンサー』で画像検索していただくと、その機械の画像が見られると思います。

おそらく、今でもそういう封緘方法で段ボールを閉じている工場もあるかもしれませんが、最も一般の人の目につくガムテープ(水張りテープ)は、直管蛍光灯のパッケージでしょう。
片面段ボールで蛍光灯の周りを覆っていますが、その封緘(白い面)は水張りテープなんですよ。
もちろん、手作業などてはなく機械による全自動の封緘でしょうが…。

ちなみに美術用紙の大手メーカー『ミューズ』が生産してる水張りテープの幅は、25㎜・30㎜・38㎜・50㎜・75㎜・100㎜・880㎜と…ずいぶんたくさんのラインナップがあります。
なぜか、38㎜の方が30㎜よりも安いんですよ 

巻きの長さは同じなのに。

ウチでは、25㎜と38㎜しか普段は扱いませんが、もし他の幅が欲しい場合はお問い合わせください。
10巻き入りの状態でなら、たぶん取り寄せ可能です。

3ダース
ちなみに水張りテープ、驚くほどの値上がりをしました。
ご存知でしたか?
驚きですよ、マジで。

ご注文の際にはご注意お願いします。

 

あ、あともうひとつ豆知識…。

先程『マジック』と書きましたが、『マジックインキ』は内田洋行という会社の持つ登録商標です。
ゼブラマッキーやサクラマイネームはマジックとは呼べません。
それらは油性マーカーか油性フエルトペンですね。

内田洋行は事務機器のメーカーです。マジックインキの開発及び製造を担当してるのは『寺西化学工業』という会社です。

3ダースはこの仕事を始めるまで…マジックインキを作っている会社がどこなのか、知りませんでした。(なんとなく“マジックインキ社”が作ってるんだと思ってましたよ)

だって、当時マジックインキ本体に製造元の名前が記載されてませんでしたから…。(たしか、電話番号は書かれていたかも)

3ダース
そして業界に入ってしばらく経って、マジックインキが…3ダースが学生の頃に使っていた『ラッションペン』という水性カラーマーカーと、小学生の頃に使っていた『ギターペイント』という水彩絵具と、同じ会社で作っていることがわかり…感激した覚えがあります。

寺西化学工業、大きな会社ではありませんが、100年の歴史を持つ…確かな技術力の会社です。

【第33回終わり】

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